ストロングバイ

毎日ストロングバイ。人生はストロングバイです。

初めての痔瘻 ~痔瘻根治手術入院 準備編~

 

前回のブログ↓

初めての痔瘻 ~根治手術までの処置~

痔瘻入院へ向けて

さて、痔瘻のお話もいよいよ入院編になりました。
私の場合は10日入院でした。

そもそも私は入院自体が覚えている限りでは初めてでしたので、入院というのはどういうものが必要なのだろうかということで、そこからのスタートでした。

なかなか痔瘻入院での持ち物が記載されているブログがありませんでしたので記載しておきます。とはいっても特筆するほど一般的な入院とは変わらないかもしれません。

準備するもの(参考:10日入院の場合 冬場、見舞い無想定)

  • 上着(1着)
  • 下着(4着程度)
  • パジャマ(1着)
  • バスタオル2枚
  • ハンガー(3つ)
  • フェイスタオル等小さいタオル(3枚)
  • 上履き(院内で滑る可能性もあるそうなので、スリッパより靴等の方が良いらしいです。)
  • 洗濯用洗剤(3回分)
  • クレジットカード
  • 現金5000円程度

病院でも用意できる可能性があるが持って行った方が良いもの

  • ガーゼ(1日3回は変えるとしたら30枚入っているもの、若しくは30cm×5mのもの)
  • 生理用ナプキン(1日1回として最低10枚入りは必要)

以上です。
ちょっと忘れているものがあるかもしれませんが、確かこんなものです。
私の場合は非常に少ないはずなのですが、それでもスーツケースに詰めていきました。

 

内容について補足していきます。
まず、今回準備するものについては、衣類等、一番荷物が多くなるであろう冬場を想定しています。(私が入院したのも冬場です。)

上着

病院への行きと帰りに着るもので、荷物にもなってしまうので、これは1着で充分だと思います。
ただし、冷え症等で心配な女性の方は院内で羽織るように1着あると良いかもしれません。

下着

3~4着程あると良いと思います。
院内に洗濯機があると思いますので、10着用意する必要はないかと思います。
わざわざ洗うのが面倒な人は持ってきてしまうか、若しくは入院中に家の人が来てくれるとかなら適宜持ってきてもらうのもありでしょう。
2着だけは厳しいかと思います。
私の場合ですが、手術当日と翌日は安静ということで部屋から出るのを禁止されてました。
禁止というよりは、極力動かないようにと念を押されてました。特に、当日は麻酔の影響もあり、そもそも動けません。
下着は3着以上はあると良いでしょう。
別に毎日変えなくても、リバーシブル対応でと思っているそこの外国人感覚の貴方。
痔瘻なのですから、そんなリスクを冒すのはやめましょう。
お尻は清潔に保つ必要があるのですから、当然下着も清潔である必要があります。

パジャマ

1着で良いでしょう。
そして、バスタオルも2枚で充分かと思います。
もし気になるのであれば、洗って使いましょう。

ハンガーは、タオルや下着等洗い物を乾かすのに便利です。
乾燥機使っても良いですが、乾燥機もタオル一枚乾かすのに100円とか考えると、自然乾燥できるものはハンガー使って自然乾燥しましょう。また、バスタオルかけに使えます。

フェイスタオル等小さなタオル

必須ではないのですが、痔瘻根治手術後の出血等に対応できると思いますので持っていて損はないと思います。
ちなみに私は、直前でコンビニで買っていきましたが、結局使いませんでした。
これは、術後の出血量等、人によって使う使わないはあると思いますが、もしもの時の為に、使い捨て用として3枚程あると安心感があります。

上履き

サンダルとかなるべく滑らないものを選んだ方が良さそうです。院内で滑るなんてそんなアホなと思うかもしれませんが、それは健康な状態だから言えることであり、階段昇降時、歩行時、突然お尻が痛くなる事があれば、バランスを崩して転倒、思わぬ怪我に繋がる恐れがあります。
転倒防止の為に足元、履物には気を付けておきたいものです。

洗濯用洗剤

下着やタオル、使ったものを洗う為に使います。
思わぬ出血、汚れに備えて、気持ち多めに持っていくと良いでしょう。

 クレジットカード

クレジットカードは入院費用の支払い用に持っていきましょう。
症状が痔瘻であることは関係なく、入院費用は差額ベット代等含め、高額になりやすいものです。
多額の現金を院内に持ち込むのはセキュリティ上、良くないと思います。
高額な入院費はクレジットカード、日用品(飲み物、洗濯機等)は現金と使い分けましょう。

現金

現金は、5000円位を目安に持っていくと良いと思います。
痔瘻根治手術後は、便の排出を促す為に水分を多めに取るようにいわれます。
食事の時にも、お茶等で水分補給はできますが、朝昼夜とペットボトル飲料の購入をした場合、1本100円として、1日300円、10日で3000円になります。
その他、洗濯乾燥機を使ったりすることを考えると5000円位でちょうど良いかと思います。

(私の場合、飲み物もだんだん必要なくなってきてきましたので、5000円もかかりませんでした。)

 

以上が最低限、自宅から持って行った方が良いものです。
続いて、病院でも買えるが、用意していった方が良いと思うものです。

ガーゼ

まずはおなじみのものです。
ここまでガーゼが愛おしくなる病気もないものです。

言うなれば相棒です。
痔瘻になってしまうと、「行くぜバディ」と言いながらガーゼを付けてしまう人が続出するとかしないとか。

 

ガーゼは通常病院で買えると思いますが、万が一ない場合やドラッグストア等でセールで買った方が安いとかであれば、あらかじめ用意しておきましょう。
ガーゼの目安として、30枚入っているもの、若しくは30cm×5mのものと記載してますが、ガーゼは多くあっても荷物にならないので、心配な方は多めに持っていきましょう。

生理用ナプキン

痔瘻根治手術となりますので、より汚れが心配になります。
そこで、登場するのが、生理用ナプキンです。
肛門周囲膿瘍の切開の時は、使用しなかったのですが、今回はナプキンが必要でしょうと半ば強制的に購入させられたわけなのですが、これつけると楽です。
さらっと生理用ナプキンと書いていますが、私は男です。
まさかこの私が、生理用ナプキンをつける日がくるとは、誰が想像できたでしょうか。思うに、オムツでも良いのではないかと思うのですが、何が違うのでしょうか。
気になり、軽く検索してみましたが、基本的に同じで着脱の容易さとか、吸収率とかコストとかが若干異なるようです

まあ私は、今更オムツに行けないのでこのままナプキンつけます。
痔瘻根治手術後、この生理用ナプキンとはある程度の期間付き合うことになるかと思います。
まず、男性の方は看護師からつけ方を教わる事から始めるのも良いでしょう。
または、貴方にその勇気があるのなら、あらかじめ、購入先のドラッグストアの店員さん等に尋ねるということも悪くはないでしょう。
と言っても、自分が痔瘻でとか話せば、普通に答えてくれると思います。
まだまだ、男性がナプキンを使うということは浸透してません。
売り場にいると世間から白い目で見られるわけですが、痔の人は使うんです。
是非、男性がナプキン売り場にいたら、この人痔なのねって憐れんでやってください。

以上、痔瘻根治手術入院準備編でした。

初めての痔瘻 ~痔瘻根治手術入院1日目~

 

にほんブログ村 病気ブログへ