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名探偵コナン純黒の悪夢(ナイトメア)ネタバレ 黒こげになっちまったがな

 

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さて、名探偵コナン「純黒の悪夢(ナイトメア)」見てきました。

今作で20作目となる名探偵コナン映画。
個人的には一番面白かったと言えます。
これまでは、「ベイカー街(ストリート)の亡霊」や「時計じかけの摩天楼」が好きでしたが、それらを上回る勢いです。
いつも出ているキャラがあまり出てこなかったりと、本当に組織編という感じなので、原作読んでいない人は誰この人ってなる可能性もあるかもしれません。

 

良かった点

・「らーーーーーーーーーーん!!!!!!」がない。(そもそも蘭があまり出てこない。)
・お涙ちょうだいみたいなシーンがない。(キャラがわんわん泣かない。)
・最初のカーチェイス含むアクション全体。
・安室と赤井がただただカッコイイ。
・安室のまさかの交友関係が判明。
・夕暮れに映えるジンとウオッカがカッコイイ。
・最後のオッドアイの女性の「止まれーー!!」のシーン。

 

悪かった点

・ラムの声
・毛利のおっちゃんの扱い
・安室の交友関係は原作に大きく関わってきそうだが、異次元のスナイパーでの赤井バレ程の衝撃がない。

 

さて、ネタバレしていきましょうか。
絶対映画館で見る方が楽しいです。
ということを念頭に。
まだ見ていない方は想像を膨らませて、既に見た方は余韻に浸りましょう。
以下、覚えている限りでネタバレです。

 

「謎の女が警察庁へ侵入」

ある晩、ある場所にて、パソコンで多くのリストを眺める謎の女。
そして、そのリストを確認している最中に、その部屋に数人の公安警察が突入。
しかし、女に蹴り飛ばされて逃げられてしまう。
女が部屋を出て廊下を走っていると、そこにはバーボン、いや、公安警察としての安室透の姿が。
安室が女と対峙した時に、女の片方のカラーコンタクトが外れる。
片方の瞳の色が違う。その瞳をみて、安室が「お前は・・・」と一言。
そして、その場所から女は逃走。
場所は警察庁であった。
女は近くを走っていた車を奪い逃走。
追う安室。
ここから激しいカーチェイスが始まる。
そのカーチェイスの最中、女は携帯を取り出し、裏切り者は・・・と書き出す。
そこには、スタウト、リースリング、アクアビット、そして、キールとバーボンの名前も。
安室は女を追跡する途中で、近くを走っていた車が気になり、確認してみるとそこにはFBI捜査官・赤井秀一の姿が。

「邪魔をするな赤井!この女は公安警察のものだ。」と言って女の追跡を続行。
激しいカーチェイスの中、女が一歩リードしていたが、渋滞に引っかかる。
しかし、ここで女は逆走を始める。
安室は振り切られたが、女が戻った先には、赤井秀一の姿。
女は車の中でつぶやく。

「ライ・・・。」

 

赤井秀一は女を狙撃しようとしたが、車の中でしゃがまれ、見えなくなった為、対象を車のタイヤに変更。
バランスを失った車は、女と共に海の中へ落ちていってしまった。
女は何とか助かり、陸に上がる。
上着を脱ぎ捨て、あてもなく彷徨い始める。

ここで、オープニング。

 

「謎のオッドアイの女性がコナン達と遭遇」

そして、場面は変わり、阿笠博士の車の中で、元太がお菓子を食べるシーンから始まる。
阿笠博士と少年探偵団で東都水族館に行くということだ。
車内でコナンは、昨夜の事件のニュースを見ていた。
しかし、何故か詳細なニュースが流れないことに疑問を抱く。
その頃、黒の組織・ベルモットが警察庁に侵入した女が陸に上がった時に脱ぎ捨てた上着を発見していた。

 

コナン達は東都水族館へ到着する。
その水族館は大きなテーマパークの中の一つであり、同じ敷地内には大きな観覧車がある。少年探偵団の元太・光彦・歩美は観覧車にも乗りたい。
ということで、博士とのクイズ対決が始まる。
気になるクイズは「赤・青・茶・黒の中で、混ぜ込むと変わってしまうものは何か」というもの。
答えは劇場にて。

コナンと灰原によるヒントの連発で、少年探偵団は無事問題を解く。
そして、観覧車に乗ることが決まり、チケット売り場へ向かおうとしていた所、コナンが何かの匂いに気付く。
そして、ベンチに座る目の色が異なる女性を見つけ、話しかける。

「お姉さんどうしたの?」
「服とか汚れているし、怪我もしている。スマホも割れているみたいだし。」

しかし、女性には何もわからない様子。
灰原がコナンが女性に話しかけていることに気付き、どうかしたの?と話しかける。
コナンは、女性からガソリンの匂い、また服についたフロントガラスの欠片、スマホの割れ方から、車での事故を起こしたのだと話す。
コナンと灰原二人で女性から、話を聞こうとするものの、自分の名前すら思い出せないことから、記憶喪失になっていると判明。
割れたスマホは壊れてしまっているようで、何もわからない。
その他の持ち物として、色のついた栞のようなものがあった。
ひとまず、警察に連絡しようとすると、怯える女性。
そして、コナンが女性の写真を撮ろうとすると、避けようとする。コナンは写真は、何かの手がかりになるかもしれないから取っただけで警察には連絡しないよと安心させる。

灰原がこっそりと本当に警察に連絡しないつもりと聞くと、

「バーロ。するに決まってんだろ。」とコナン。
そして、コナンは毛利蘭を経由して警察に連絡を入れる。蘭は、父である小五郎と、高木刑事に連絡を入れる。
小五郎は、コナンが撮った写真を見て、可愛い依頼人と勘違いして、すぐにテーマパークへと向かった。
高木刑事は佐藤刑事と共に、目暮警部に蘭から送られた写真を見せる。
そして、昨夜の事件と何か関連があるのかと疑う。
昨夜の事件は、何も情報が入ってこない。
そして、目暮警部は噂で警察庁に侵入した者がいるという話を聞いたと。
目暮警部「何か大きな力が働いているようだ」

「謎のオッドアイの女性は黒の組織の一員?」

その頃、元太・光彦・歩美が合流して、彼らも女性が誰なのかということを探す手伝いをするということになった。
その時に光彦がオッドアイという単語を発する。
元太がなんだそれ?オットセイの目なのか?とオッドアイの女性も含めて笑われる。
そして、何故か元太・光彦・歩美とオッドアイの女性とで、最初にダーツで遊ぶことになった。

女性は、3本とも真ん中に命中させ、最高得点を出して、景品を貰うことになった。
イルカのキーホルダーが3個貰えるということ。
女性は私はいらないからと、元太・光彦・歩美が貰うことになった。

コナンと灰原がやってきて、何でこんな所で遊んでだよと。
光彦たちはこれから、探し始めようかとと説明する。

そして、レストランからテーマパークの様子を眺めるベルモット。
昨夜、警察庁に侵入した女を探しているようだ。
「見つけた!」
コナン達も含めて、発見される。

少年探偵団で女性の身元調査を開始しようとしたところ、阿笠博士が観覧車に乗ろうと言ってくる。
元太・光彦・歩美は女性を連れ出して、観覧車に向かった。
コナンと灰原は、ダーツの店員にあの女性を見かけたことがないかと尋ねる。
店員は、覚えていないな、あんなにダーツの上手い人なら記憶に残るだろうからと一言。そこで、コナンと灰原は、ダーツが3本とも真ん中に刺さっているのを見て驚く。
そして、店員から3人分しか渡せなかったからと、これで良ければということで色のついていないイルカのキーホルダーを受け取る。

 

博士・元太・光彦・歩美と女性が観覧車の列に並んでいる時、ベルモットが近寄る。
そして、そのオッドアイの女性に話しかける。

ベルモット「何してんのよ。こんなところで。行くわよ。」

しかし、女性からは何の反応もなく、元太達がどうしたんだよと聞くと、知らない人に声をかけられたという始末。
ベルモットはその様子を確認して、ちょっとトラブルがあったみたいとジンに連絡をする。
ベルモットの様子を見ると、どうやら、オッドアイの女性は組織のメンバーのよう。

 

観覧車の列は上に続いていて、博士達は高い所まで来ていた。
そして、コナンと灰原は下から博士達を発見する。
その時、元太が身を乗り出して声をかける。
コナンは危ねえよ元太と言うが、その甲斐なく、元太はお約束通り落ちてしまう。
しかも助けようとした、博士を蹴っ飛ばして落ちる。

しかし、オッドアイの女性がとっさに手を伸ばし、元太を掴む。
それでも支えきれずに、元太は落ちる。
そして、女性は近くにある傾斜のある壁を利用して、元太が落ちている最中にキャッチするという離れ業を見せる。

 

元太は無事だったものの、その光景を目の当たりにした灰原は胸騒ぎを感じる。
「まさかこの人?」

 

念の為、医務室に運ばれた元太。
医務室に運ばれたのは元太だったが、一番面倒を見てもらったのは、元太に蹴飛ばされた博士であった。その医務室内で灰原が「江戸川君に話がある」と話す。

元太達が、俺たちは観覧車に乗ろうと話したところ、灰原が怒鳴る。
「あなたたちは待っていて。江戸川君との話が終わるまで待っていること、いいわね!」と。

 

コナンは灰原からオッドアイの女性が組織の一員である可能性が高いことを聞かされる。
コナン「間違いないのか。」
灰原「絶対とはいえない。でもあなたも感じたでしょ。あのダーツや、小嶋君を助けた時に。そして、目の色が違う。あれが義眼であれば、、、」
コナン「ラム。」
灰原「仮にそうだとすれば、記憶喪失なんていうのも本当かどうか。」
コナン「しかし、そうだとしても、何故そうまでして俺たちに近づく必要がある。」
灰原「さあ、それはわからないけど、あの子たちが・・・・えっ?」

コナン、灰原は話の途中で、別のベンチに座っていた元太達がいないことに気付く。
コナンと灰原が話している間に、元太達はこっそり観覧車に行こうぜと話していた。
その頃、博士は、そのベンチで鳩と戯れていた。コナン「何やってんだ博士は。」

コナンは探偵団に電話するが、彼らに無視される。

 

元太達は既に観覧車に乗り始めていた。
そして、観覧車が頂上に差し掛かった時、突然女性が苦しみだす。

「キール、、、バーボン、、、」

「スタウト、アクアビット、リースリング」
優秀な光彦は、メモを取り始める。
キールとバーボンの部分は小声だった為、聞き取れなかったのか、光彦は「スタウト、アクアビット、リースリング」をメモした。
歩美は、コナンに電話をかけた。

そして、女性は医務室へと運ばれる。コナン達も向かい医務室へと入る。そして、様子を窺っていたベルモットも入っていく。
コナンはその医務室で女性のことについて確認してみた。
すると、記憶障害の他、元々脳に障害があること、もう片方の黒い瞳にもカラーコンタクトをしていて、その瞳は透明に近いことが判明した。

そして、名探偵・毛利小五郎が到着する。
しかし、コナンにあの人は依頼人ではないよと言われ、あっさりと帰ることになってしまう。
また、高木刑事と佐藤刑事が合流して、女性を警察病院に連れて行くことに。

 

「組織による海外での暗殺、遂にバーボンとキールの正体が。」

その頃、ロンドンでは、コルンが「スタウト」を銃撃。
トロントでは、キャンティが「アクアビット」を銃撃。
ベルギーで、ウオッカとジンが「リースリング」を銃撃。
ジン「行くぞウオッカ。」
ウオッカ「行くってどこへですかい。」
ジン「ニッポンだ。裏切り者はあと二人。」

 

警察病院へと駆けつけた安室透。
「もしもの時は頼む。」

電話した後に車を出ると、そこへベルモットが姿を現し、
ベルモット「記憶が戻る前に始末しようってことかしら?」
安室「言っている意味がわからないのですが?」
ベルモット「あら、あなたがどうやってここへ入るつもりかしら。それとも何か伝手でもあるわけ?警察関係者としての何かが。」
安室「何を言っているのかがわからない。」
ベルモット「立ち話もなんだから」とわずかに見える銃口が安室に向けられる。
安室「それが組織の命令ならば。」

 

博士とコナンを除く少年探偵団は、毛利探偵事務所下の喫茶店ポアロにいた。

コナンはジョディの車に乗り、電話で光彦からメモの内容を聞く。

「全部、酒の名前じゃねえか。ということはやはり、、、ただの酒豪組織のメンバーか。」

「おい、そこに安室さんいるなら変わってくれ!」とコナン。

しかし、ポアロの店員梓から、安室さんは朝突然休ませてくれと連絡があって、それから連絡が取れていないと。

安室を心配しつつも、電話を終え、捜査官から昨夜の話、そして各国でCIAの諜報員が暗殺されていることを聞いた。

FBI捜査官・ジェームズ「諜報員に共通しているのは彼らが例の組織に潜入していたということだ。」

ジェームズ「また、何者かが警察庁に侵入した。そのことが世間に広まると世界中がパニックになる。」

コナン「どういうこと?」

ジェームズ「日本公安が独自に入手していたNOCリストが盗まれた。」

それはつまり諜報戦争が起きるということを意味していた。

ジェームズ「壊れた携帯をFBIで解析したいのだが、今持っているかね?」

コナン「解析は既に博士に頼んでいるから、今から始めるより早いと思う。」

コナン「ところで赤井さんはあの女性についてどれくらい知っているの?」

ジェームズ「彼もあまり良くはわからないそうだ。」

ジェームズ「さて、君はここで降りなさい。」

FBI捜査官・ジョディ「私達FBIに任せて。」

ジェームズ「全てが終わったら連絡しよう。」その後連絡が来ることはなかった。そもそも登場しなk

 

 コナンは、この色どこかで・・・と女性が持っていた色のついた栞のようなものを見つめる。
「そうか、あの観覧車。だとするとやべー!」

コナンはある真相に辿り着き、一度、解析結果を確かめるべく博士の家に戻る。
携帯の解析結果として、メールの内容が判明。

そこには、裏切り者の報告内容として、キールやバーボンの名前も。
やはりそうか。コナンは急いでその場を離れる。
その時、灰原がコナンの手を掴み止める。
灰原「行ったらダメよ。」
コナン「言っただろ。運命から逃げるなって。俺も逃げたくねえんだ。」
そして、コナンは走り去っていく。

 

その頃、女性がいる警察病院では、目暮警部たちも合流。
少年探偵団も女性に会いたいとやってきた。
「記憶が戻る手助けになるかもしれないからまあよかろう」と目暮警部。

元太達は女性と共にオセロを始める。
元太がオセロ盤をひっくり返してしまい、せっかく買ってたのにと。
そのタイミングで、子供達が色のついていない白のイルカのキーホルダーを女性に渡す。
どんな色にでも出来るんだと、元太は姉ちゃんは紙も白いし、白が似合うよと言う。

そして、そこに公安警察が駆けつける。
公安警察「こちらの責任者を出してもらいたい。目暮警部でしたかね。その女は昨夜警察庁に侵入した者だ。速やかに引き渡すように。貴方たちに拒否する権限はない。」
目暮警部「わかった。」

組織内部では、バーボンこと安室透、キールこと水無怜奈が拘束され、尋問を受ける。
ジン「キュラソーから連絡が入った。お前らが裏切り者だとな。」

バーボン「キュラソー?そうか、あの女。ラムの腹心か。目の色が異なっていたからもしやとは思っていた。」ジン「お前らの正体を言え。先に片方の正体を言ったものは片方の屍を見せてから殺してやる。」
バーボン「正体も何も知らないものは知らない。」
キール「私も知らないし、何より私はNOCではない。」
ジン「俺がNOCだ。お互いにかばい合っているという訳か。」
ジンが発砲、銃弾がキールの肩を貫く。そして、ジンのカウントダウンが始まる。
その時、ベルモットの携帯にキュラソー?からメールが入り、「ちょっと待って!!」
「裏切り者はスタウト、アクアビット、リースリング。安心して、キール、バーボンの二人は裏切り者ではない。」とメールの内容。
ジン「疑わしきは罰せよだ。」
撃とうとした瞬間、明かりが消える。
そして、ドアが蹴破られて何者かが逃げる。
そこには、バーボンの姿はなく、ジンはウオッカに追わせる。

 

ジン「まあいい。このメールがキュラソー本人からのものであるかどうかがわからない。まずはキュラソーの奪還が先だ。」

そして、このキュラソーからのメールはコナンが博士に頼んで送信してもらったものだった。

 「安室対赤井」

コナン、黒の組織、安室透、赤井秀一が遊園地に集まり、皆でジェットコースターに乗る。観覧車に向かう。

 

コナンが気づいた真相は、女性(コナンは最後までコードネームは知らない)は色で物事を覚えているということ。
栞の色と同じ照明があの観覧車にある。
昼間はそうでもなかったが、夜になれば透明度も同じ、限りなく、栞の色に近づく。
観覧車が頂上に辿り着く時にNOCリストのことだけでなく、全てを思い出す可能性が高い。

その頃安室透は、後輩刑事に観覧車に乗ってくれと電話で伝える。
そして、安室も観覧車へ。

 

観覧車のあるテーマパークに公安警察が到着。
こっそり後を追っていた目暮警部達。

 

子供達はお姉さん(キュラソー)に見せる写真を撮影する為、テーマパークに戻り、観覧車に乗ろうとしていた。
光彦「確かこのテーマパークは鈴木財閥の資本が入っているはず」
元太「俺たちにはもう一人お姉さんがいるよな」ということで、呼び出される鈴木園子。

鈴木園子曰く手間は同じということで、更に呼び出されてしまう毛利蘭。
送り迎えをした小五郎は、俺はひと眠りするからということで、何と眠りの小五郎として、本当に眠ってしまいここで出番終了。(確かにこれでは映画のポスターには乗らないよなと。)
毛利蘭はたまたま公安警察が観覧車売り場にいる所を見かける。そして、定番の新一への電話を水族館の前で行う。
新一「こっちの電話ってことはまさか・・・やっぱり」
新一「どうした蘭。手短に頼む。」
蘭「今忙しいの?それじゃあ(放送が聞こえる。)」
園子「新一君、何だって?」
蘭「それが新一、ここにいるみたいなの。水族館の館内放送が聞こえてたから。」
園子「それじゃ、誰といるかが重要ね。一人でこんなところ来ないでしょ。」

園子はこれにて出番終了です。

子供達(元太・光彦・歩美)は、鈴木園子さんの連れですということで、観覧車に乗ることになった。
その後すぐ、公安警察がきて、キュラソーと乗ることに。
コナンが駆けつけ、待って乗るなというものの間に合わず。
コナンは急いで戻る。
近くには、スタッフに扮した安室透の姿。

安室透は観覧車の頂上へと出る。
辿り着くと、そこには赤井秀一の姿が。

 

安室「何故、助けた?お前なら一人でここに辿り着くこと位できたはずだ。そう、貴方は明かりを銃で落とし、俺がドアを蹴破って逃げたと思わせた。だから俺は、その間に身を潜めて、奴らの次の行動を把握することができた。」

安室「しかし、あの女は公安警察のものだ。FBIは引いてもらおう。」
赤井「嫌だと言ったら?」

安室「赤井秀一ーーーーーーーーーー!!!!!!」

闘いが始まる。

 

その頃、コナンは観覧車?たぶん観覧車内部へ。

「何だこの配線は?」

 

激闘を繰り広げる、安室と赤井。
赤井「こうしている間にも奴らが。」
安室「正直に言ったらどうなんだ。日本警察は信用できないと。」

 

そこへ、コナンの声が。
「赤井さんいるなら返事して。赤井さーーーーん。観覧車に爆弾が仕掛けられているんだ。手を貸してほしいんだ!」

安室「コナン君、どういうことだ。」
コナン「安室さん。何故ここに。」
安室「説明は後だ。今からFBIとそっちへ向かう。」

 

「安室透の友人」

爆弾の話を聞き、安室は爆弾を確認する。
そして、俺が解体しようと申し出る。
コナン「安室さん、爆弾の解体なんて出来るの?」
安室「昔、警察学校時代の友人に爆弾処理班のエースがいてね。」
安室が回想したその男は何と、松田陣平。そう松田刑事であった。
安室は爆弾処理を続ける中で、赤井もコナンも勝手に何かを思いつき、勝手にその場を離れる。

安室「ったく、どいつもこいつも。」

 

「RUM」

公安警察の刑事が観覧車内でキュラソーに昨日のことについて問いかけるが、何も覚えていないの一点張り。
そして、観覧車が頂上に差し掛かり、照明を見たキュラソー。
キュラソーは思い出す。

 

真っ白な部屋。
ベルモット「あなたは不要な情報を知りすぎた。あなたが悪いのよ。」

捉われたキュラソーに銃口を向けるベルモット。
ベルモットが引き金を引こうとしたその時。
真っ白な部屋が真っ黒に変わる。

RUM(マツコデラックス風)「私の右腕になりなさい。」

「あなたのなんたらかんたら・・・」
(正直、声に衝撃を受けるあまり、内容が入ってきませんでした。)

 

「総攻撃」

記憶を取り戻したキュラソーは公安刑事をあっという間にねじ伏せる。
そして、黒の組織が到着。
キュラソーにベルモットから電話がかかってくる。
「あのメールを出したのは貴方かしら?」
キュラソーに心当たりはなかったが、コナンが携帯を触っていたことを思い出す。
(どうやら記憶喪失であった部分の記憶も戻っている様子。)
キュラソーは私が出したものである、そうだとだけ答える。
「ここにいれば、組織に戻れるのね」
何か思いつめたように考える。

 

赤井が組織のヘリに向けて銃を構えるが、これだけでは無理と判断する。
コナンは一体奴らは何をと考えながら、キュラソーが乗る観覧車を目指す。そして、辿り着いたもののそこにキュラソーの姿はなく、倒れた公安刑事だけであった。
刑事を起そうとしていたその時、突然観覧車が揺れる。
そう、彼らは対象の観覧車のゴンドラごと運び去ろうとしていた。
念の為、サーモグラフィで確認した所、そこに乗っていたのは、成人男性と子供。
キュラソーの姿はなかった。

 

ジン「ゴンドラを落とせ!作戦変更だ。キュラソーを始末する。理由は知らないが、いないということは逃げたということだ。」
ウオッカ「爆弾の所に誰かが。」
見つかった安室透。
ジンが爆弾のスイッチを取り出して、そのボタンを押した。
爆弾のランプが急に赤く点滅し、安室は驚く。

 

しかし、間一髪、安室は爆弾の解除に成功していた為、爆破を免れた。
ジンはボタンを踏みつけて壊す。

ジン「銃弾の雨を降らせ。」

冷酷!ただただ冷酷すぎるぜ兄貴!

 

激しい銃弾の雨。
何故これで生きているんだというのは、アニメの世界なので、さておき、組織はキュラソーを見つける。
そして、キュラソーに狙いを定め始める。
コナンは狙撃が止まったものの音はすることに気付き、誰かが狙われていると判断。

キュラソーは逃げている最中に、ゴンドラに閉じ込められた子供達を助けに来た、灰原哀と遭遇。
灰原哀が安定しない足場で落ちそうになっていた所を助ける。
灰原「私を組織の元へ連れて行くつもり?」
キュラソー「組織?あなたまさか逃げ出したシェリー?」
キュラソー「逃げるのよ。シェリーちゃん。」と言って灰原を引き上げる。
灰原「何の冗談?」
キュラソー「さあね。でも今はこうしている方が気分がいいの。」
灰原「待って!子供達が観覧車に閉じ込められているの!」


その頃、コナン、赤井、安室が集結していた。
安室「何か手はないのかFBI」
赤井「狙える場所はある。そこが見えれば良いのだが、暗視スコープが壊れてしまった。奴らを照らすことが出来れば良いのだが。」コナン「照らす方法か。あるにはあるけど。」

 

安室は何か準備を始める。
先程解除していた爆弾を再度起動させようとしていた。
そして、 

安室「照らせばいいんだな?しっかりと見ておけよーーーーーーーーー!!!」
爆弾を投げる安室透。
そして、
「見えた。行っけーーーーーーーー!!」
サッカーボールを蹴る江戸川コナン。そしてそのボールが花火として打ちあがる。

一体何が起こったのかと組織がサーモグラフィを確認すると、そこには、銃を構える赤井秀一の姿。


赤井秀一の銃弾が組織のヘリの捉える。
ヘリはバランスを失ったが、ジンが操縦を変わり、最後に観覧車を攻撃。
そして、観覧車は外れてしまい、唯一明かりがついていて、皆が避難していた水族館の方向へと転がり始める。

転がり始めた観覧車をコナンがベルトを使って止めようとする。
そこへ安室透がやってくる。

安室「止められるのか。」
コナン「わからない。でもやらなくちゃ。」
安室「そうだな。」

安室はコナンを抱えて走り出す。
そして、ベルトをひっかける場所に、安室がコナンをぶん投げる。
「届けーーーーー!!」(11番目のストライカー以来か。)
そこへ赤井が現れ、コナンの手を掴む。

赤井「何か考えがあるんだろ?」
コナン「うん。」

しかし、コナンの策空しく、観覧車は止まらない。

 

その時、一台のショベルカーが走ってきた。
乗っていたのは、キュラソー。
その手には白いイルカのキーホルダーを持っていた。そして、

「止まれーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

ショベルカーが下敷きとなり、観覧車は止まった。
子供達を救出しにゴンドラの中からその場を見ていた灰原が崩れ落ちる。
コナンも見ていた。キュラソーを除く人達の無事が確認された。
そして、運ばれるキュラソー。
原型は留めていないがと言われるが、公安刑事は念の為、死体を確認する。

 

そして、現場に落ちていた黒こげになった何かを手にする公安警察。
公安警察の刑事「これは何だ?記憶媒体か?」

それは白いイルカのキーホルダーだった。
刑事に背を向け、立ち去ろうとするコナン。
「メモリーじゃなくて、想い出だよ・・。黒こげになっちまったがな。」

 

エンディング
(エンドロールにラムの声優記載なし)

 

阿笠博士宅にて。
博士と少年探偵団と毛利蘭。
ニュースを見ながら、コナンと灰原はキュラソーが下敷きになってしまったことを話す。
子供達はそのことを知らない。
せっかく友達になれそうだったのに会えなくなって残念だなと子供達が言う。
しかし、蘭は

「そう想っているっていうことはもう友達なんじゃないかな。」と一言。

 

 完。

 

色々と細かい所抜けてますし、間違っている所がありますが、こんな感じの内容です。
お酒の名前覚えている方いましたら、お教えいただけると幸いです。
お酒の名前を優しい方に教えていただきました。変更してます。

 

感想

松田刑事が出てくるとは・・・。
あのシーンでトイレとか行ってた人とか悲しいですよね。
今後の物語に大きく関わるであろう重要なシーンです。
高木刑事が関係があった伊達刑事に続き、今度は佐藤刑事が関係があった松田刑事との交友関係。
今後、高木・佐藤両刑事が物語に関わってくるということでしょうか。
もしかすると今週号のサンデーのコナンには、松田刑事絡みの情報があるかもしれませんね。
参考までに、どうやら、スコッチ、伊達、松田刑事、全員死んでいることから、安室もいずれは死ぬっていうことを意味しているという意見もあってなるほどなと思いました。

後はラムの声ですけど、あれマツコデラックスじゃないんですかね。
ちょっと声が残念すぎたのですが。(ただ機械で変えているような声でしたね)
それにしても、ラムの声だけにしても登場シーンが凄かったです。
あれはまだまだラム出さないんじゃないかなと思う位、ボス感満載でした。
後は、とにかくキャラクターがかっこよかったです。
コナンの良い所ってそれぞれのキャラクターに味がある所です。
名脇役のようなキャラが多いんでしょうかね。
というかどうしても、一人一人に物語を持たせないと話がつながらないからっていうのもあるとは思うのですが、どのキャラクターにも愛着が湧いてしまう作品だと思います。
しかし、コナン・赤井・安室の3人って、もう無敵じゃないですか。
しかし、今回の映画もそうですが、安室透はファンが増えそうですね。
いつもはあんなに冷静で切れ者、なのに感情的になった時のあのギャップですよ。

帰り際、お客さんで、組織の奴らって怖い人達だらけだと思っていたけどっていう声が聞こえてきました。
そうですね、と言ってもこれは一応映画、キュラソーは映画キャラなのでと言っておきましょう。
今回、キュラソーを演じた天海祐希さん。
ゲスト声優は酷評されがちですが、流石宝塚。
最後の止まれの叫びには、感動した程でした。

 

来年の映画は、

「忍れどっちゅうわけか。」ということで平次登場です。

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本当映画っていいものですね