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【キャッシュレス】毎月3000円しか引き出さない男の決済サービス比較

 

3000円

キャッシュレスの時代 

平成30年4月に経産省が、キャッシュレスに関する動向や推進に向けた課題を踏まえ、今後の方向性を示す「キャッシュレス・ビジョン」を策定した。

その中で、今後の取り組みとして、2025年までにキャッシュレス決済を現在の20%程度から40%にまで引き上げ、将来的には世界最高水準の80%を目指すと記載されている。 

キャッシュレス・ビジョン 平成30年4月 経済産業省

三千円世界 

2019年4月9日の新紙幣の発表はまだ記憶に新しい。
埼玉にゆかりのあるものとして、渋沢栄一氏に対しての思い入れはあるものの、私が新紙幣を手に取る時が来るだろうか。

 

2019年5月時点で、私は相当キャッシュレス生活に浸っている。
毎月引き出す現金は3000円。
積立投資か!っていうくらいの額しか引き出さない。

おそらく、その辺の中高生の方が私より現金を持っている。

 

3000円というのは、会費とかそういった類のものだ。

私が月に3000円以上引き出すのは、ゴルフの打ちっ放しでチャージとか、冠婚葬祭等々、どうしても現金が必要な時だけである

それだけしかお金を引き出さないなら、1年分位はまとめて引き出せばいいのにと思われるかもしれないが、

毎月、紙の口座に印字するというのは、私にとって残高を確認するという楽しみの一つでもあるので、そういうわけにもいかない。(残高はインターネットバンキング等で確認はできるけど。)

典型的な日本人なのである。

さて、そんな私が、最近気になるのは、LINEペイだ、楽天ペイだといった、キャッシュレス時代に殴り込んできた新規参入者たちだ。

私は、電子マネーといえばiDしか基本的には使わない。
たまに、Suicaも使う程度。
友達がいない私としては、Lineで割り勘するとか、そういった類のものは100%使わないので、スマホでの支払いはないと判断していた。
というか、そもそも、支払い情報をスマホと連動させるのが単純に嫌だ。
スマホは、連絡手段とちょっとした検索、後は、カメラがあればいい。

キャッシュレスの良いとこ、悪いとこ

ここでキャッシュレスについてメリット、デメリットをあげよう。

 

□メリット

・現金を出す手間が省ける

・清潔

硬貨や紙幣は誰かが触ってる。

(言うほど潔癖症でもないので、個人的には特に気にならないが。)

 

■デメリット

・店が支払いに対応しているか確認する手間

・小さな商店等、未対応。

・現金のチャージが必要

・スマホ等での決済の場合は、電池切れリスク

・レジの店員が非対応(教育不足により使い方がよくわかってない等)

 

iDの場合は、上記のデメリットがいくつか潰れる。
現金チャージは必要なしで、スマホでなくてカードタイプを所持していれば電池不足は関係ない。
また、iDは比較的レジの店員が対応できることが多い気がする。
スマホの決済は、利用者側が使えてない等、理由は様々ではあるが、結局現金で払っているところを見かける。

各社決済サービスの良いとこ・悪いとこ

楽天ペイ

□メリット

・友達や家族と割り勘・送金
・楽天スーパーポイント
・ネットショッピング時にクレジットや住所の入力が不要

■デメリット

・コンビニ決済上限4000円
・Amazonで使えない
・使える実店舗が少ない

楽天はクレジットカードもそうであるが、ポイント還元を気にする人には良いかもしれない。

LINEペイ

□メリット
・登録が簡単(LINEは既に登録している人なら規約に同意するだけ)
・友達や家族と割り勘・送金

■デメリット

・現金チャージ

現金チャージは最初に口座番号を登録してしまえば、後は設定次第でオートチャージになるので、デメリットではな、、、いや、口座残高が0になり、チャージされずに決済不可の可能性があるので、やはりデメリット。

 

友人との割り勘等、比較的プライベートな場での利用に限定するなら、有りだと思う。ただ、私は使わない。

Amazonペイ

□メリット

・ネットショッピング時にクレジットや住所の入力が不要

■デメリット

・使える店がわからなさすぎる

正直、全然良さが見えてこないAmazonペイ。ジェフベゾスよ、離婚を引きずっているのか。

ペイペイ

□メリット
・ネットショッピング時にクレジットや住所の入力が不要
・使える実店舗が多い
・友達と割り勘・送金

■デメリット
・登録が面倒(Yahoo! JAPAN IDを設定等)
・現金チャージ(オートチャージがなく、随時チャージの手間)

[結論] iDがいい

総評として、なんでもそうであるが、良し悪しあるなと。
各社、将来的にデメリットの部分も解消されてくるとは思うが、現時点では、私はiDを使い続けます。

□メリット

・Suicaのように使える(「かざしてお支払い」が楽である)
・使える実店舗が多い
・支払い方法が選べる(前払・後払・即時引き落とし)

■デメリット

・前払いの場合は、都度現金チャージが必要。

 

やはり、こうして並べてみて気づくが、圧倒的にiDが優勢だ。
正直、自分が使い慣れていることもあり、やや贔屓してるかと思ったが、そんなことはなく、書いてみて改めて気づいた。

個人的に重要な部分。
・使える店が多い
・スマホに決済をまとめたくない
・後払いできる

 

カード型のiD(クレジット一体型)
iDが使えなくてもクレジットは使えることがあるので、この形をとっている。
とっていると偉そうに自分で判断して使っているように言ったが、クレジットカードにiDをつけていたことに後々気づいて利用するようになっただけである。
ただ、この使い方を始めたことでキャッシュレスの良さに気づけた。
ランニングする身からすると、小銭を持ってジャラジャラさせるのがなくなることは本当に嬉しいことだ。
その代わり、自販機で飲み物が買えない。徐々に電子マネー対応の自販機も増えてはいるので今後に期待。

決済サービスの選択に際して

決済サービスは、ポイント還元で選ぶと、結局高くつくと思う。
ポイント還元を訴求するということはそれだけ消費を促しているということ。
ポイント欲しさに散財して、「ほら、キャッシュレスだと使いすぎてしまうから」ということになるのは、キャッシュレス時代に水を差すことになる。
キャッシュレスというのは、お金の流れが全て電子で管理できるということに価値がある。
それはポイント還元以上の価値がある。

現金を引き出すというタスクをなくそう

キャッシュレス社会に適応すれば、毎月引き出す現金は少額でいい。
いや、その内現金を引き出すという行為自体がなくなるかもしれない。
私も、当面はタンス預金というその場しのぎにはなるが、今年中には完全キャッシュレスにしてみたい。
個人的に、一つ懸念があるとすれば、一時期旧紙幣を集めていたのでその紙幣をどうしようかということだ。
もう使ってしまおうか。
キャッシュレス時代、紙幣コレクターの方々の動向は気になるところだ。