歴史にもう少し興味を持とうかと思った今日この頃
今朝、ある番組を見て感じたことがありました。
その番組では、教科書問題を取り扱っていました。
ご覧になった方も多いのではないかと思います。
教科書問題と言っても、その中の歴史の教科書ということで、これは歴史問題と言えるでしょう。
その番組内では、日中韓の歴史の教科書を取り上げていました。
どこかの教授(確か、米スタンフォード大)がそれぞれの教科書に対して、コメントを出していました。
日本の教科書は非常に中立な立場として作成された内容となっており、中国、韓国は愛国心が前面に出された内容である、ということでした。
これはどうしてかというと、確か、中国は教科書の出版に国が関与(直接編集、出版等)していて、韓国もその方向に進んでいる為ということです。
(ちなみに、日本は出版社が作成したものが文部科学大臣の諮問機関である教科用図書検定調査審議会に諮問され、文部科学省の教科書調査官による調査が行われて、出版という形を取るようです。)
参考URL:2.教科書が使用されるまで:文部科学省
中国や韓国は、教科書にプロパガンダとしての機能を持たせていると言えるのではないでしょうか。
勿論、日本もそういうことが全くないということは言い切れませんが、番組の中である政治家が、日本の教科書は日本の影の部分を多く取り上げているように思う、もっと日本の光の部分を取り上げても良いと話していました。
また、出演されていた政治家の方々が言い争い始めたのですが、その中で、ヨーロッパのフランスやドイツ等では、そもそも教科書の審査機関がないと話していました。
出版社が好きなように出版できるようです。
正直、恥ずかしながら国の思想だなんだということをそこまで真面目に考えた事がなかったわけですが、こういった情報に触れたことを機会に歴史にもう少し興味を持とうかと思いました。
高校生の時も、歴史なんて暗記すれば点数取れるしという人間でしたので、歴史に対して、疑問に感じたこともなかったですよね。
というか教科書というのはそれ位大きな影響を与えるものです。
ふつうは歴史の教科書なんてそのまま鵜呑みにしますよね。
今さっと調べたら歴史の教科書問題というのが以前からあるのですね。
まあ領土の問題とかの話は知っていましたが、国の思想というレベルの問題だとは認識していませんでした。
いや、しかし、こういう答えのない問題のブログは難しい!!
国際問題だなんだを取り上げる人達ってすごいなと実感します。