ストロングバイ

毎日ストロングバイ。人生はストロングバイです。

1人での起業と2人以上での起業

 

何人で起業するか

1人での起業と2人以上での起業とでは出来ることが全く異なってきます。

人を雇うにはお金がかかる。

こうした理由で安易に1人会社を設立することはとても危険なことです。
会社を設立してから、決めることも出来ますが、最初から誰かと一緒に設立することを決めていれば、設立手続きの段階からでも作業を分担できます。
会社設立手続きなんて何の利益もありません。
こういったものの他、雑務は如何に効率良く終わらせられるかどうかでビジネスの展開スピードも変わってきます。

1人で起業するメリット

  • 法人の決定権
  • 時間
  • 行動力

法人の決定権

法人の決定権は全て自分にあります。仕事の受託は勿論、揃える備品から、仕事の契約書等の作成から何まで自分で行うことができます。

時間

時間の使い方は自由です。
それこそ自身が決定権を持っている為、営業時間も自分で決められます。
休みだって自分で決めることが出来ます。

行動力

どういう形で営業するのも自由です。
自身の思うままに営業を行い、仕事を取ることが出来ます。

1人で起業するデメリット

 

  • 法人の決定権
  • 時間

法人の決定権

法人の決定権は全て自分にあることは、良いことでもある反面、選択の間違いに気付く人がいない為、間違った方向に突き進む恐れがあります。
1人で起業する場合には、良き相談相手がいると良いでしょう。
コンサルタントに依頼するという方法もあります。

時間

時間の使い方も自由に設定しすぎるのも考えものです。
営業時間を適当に決めてしまうのは、ビジネスチャンスを失っていることにもつながります。また、中途半端な気持ちで始めてしまうとつい休んでしまい、怠けてしまうことにもなります。
とはいえ1人会社の場合、初めの内は、営業時間なんてあってないようなものです。いつでも営業できますし、いつでも仕事を受け入れるといった姿勢でいる方が多いと思います。

2人以上で起業するメリット

  • 行動力
  • 組織の形成

行動力

行動力は全く違ってきます。
実務はこの人、営業はこの人といった具合に少しでも分けられることは非常に大切なことの一つです。

組織の形成

2人以上は勿論、2人でも立派な組織です。
一緒にやっていく仲間であるものの、しっかりと代表として決定権を持つ人を決め、運営していくことは、将来会社を成長させていく上で欠かせないものです。
遅かれ早かれそうなっていくのであれば、早いに越した事はありません。

2人以上で起業するデメリット

  • 意見の衝突
  • 給与含む費用

意見の衝突

これまである程度、お互いの立場が同じであった者同士であると、意見の衝突が生じる可能性が高いです。
こういったことを避けるには、元々の上下関係がある人と一緒に行う等、人選に気を付けることが大切です。

給与含む費用

恐ろしいです。
本当に、会社員って一体なんだったんだろう。
どれだけ恵まれているのだろうなと思います。
そんなことを強く実感するのは、従業員にかかる費用です。
給与は勿論、例えば会社でパソコンを買おうものならといった具合にお金はどんどん出て行ってしまうものです。
経営者として、対価を払わないなんてそんなことはあってはならないのです。
ただその為には上手く組織を作っていかなければならないのです。
経営者たる者、そこまでの道は長いかもしれませんが、従業員には良い給料を出せるようにしてあげたいと思い、実行していかなければならないと思います。

将来のビジョンで決める

自分一人が食べられる程度にと思うのであれば、1人会社。
会社を大きくしたい、サービスを拡大したい等、会社の成長を望むなら2人以上の会社。

勿論、会社経営を行う上での目標は変わることはありますが、起業前にある程度、思い描くものがあるなら、適切な人の配置を行いたいものです。

経営者たる者、程よくロマンチストであれ!

人との出会いは奇跡です。日頃、満員電車等で人の群れを見てしまったり、淡々と仕事をこなしていると、そういった気持ちは薄れてしまうこともあります。
どれだけインターネットが普及しても、全ての人に会うことは出来ません。ましてや、仲良くするなんて不可能なことです。
こうした状況において、出会い、そして、少しでも気が合うというのは、奇跡としか言いようがないし、そのチャンスをみすみす逃すわけにいきません。

良き仲間から良い会社が生まれてくることを願うと同時に、自身の会社もそのようにしていかなければいけないと思います。