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初めての痔瘻 ~もうひとつの土曜日~

 

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初めての痔瘻

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お尻のデキモノ

それは、2015年の10月。
世界的な温暖化により続く猛暑も、ようやく和らぐ頃でした。

椅子に腰かけた時、

「あっ、お尻が少し腫れているな。」

そんな程度でした。
お風呂で洗う時にも、少し気になっていたので、触れてみると、本当にちょっと腫れている程度でした。

 
その週末直前の金曜日。

「結構痛いな、これ。この尻のデキモノは厄介だな。早く治らないかな。」

そう、痛みは出てきたものの、そんな風に思う程度ではありました。

悲しみの土曜日

次の日の土曜日。

「痛すぎ!!これは動けない。」

 もうお尻に少しでも圧力がかかると悶絶必死。
仕方ないので、ベッドの上でうつ伏せになることにしました。
とにかく、お尻に圧をかけない。
しかし、それでも痛い。

 

もう僅かな空気の抵抗ですら痛い。
「えっ?何これ。俺死ぬの?」
って思いました。

 

この痛みが永久に続くのなら、死にたい。
それくらい、これまでに味わったことのない痛みが私を襲いました。
その土曜日は、ひたすらうつ伏せで過ごしました。
今日この日を越えれば大丈夫。
今日が峠だよ、いや、でも、この痛みが永久に続くのならいっそ死にたい。
と交互に自分に言い聞かせていました。

 

精神的にも、参っていてこの年になって、泣きそうになりました。

そう、

「昨夜、眠れずに泣いていたんだろう。」
浜田省吾氏の代表作、もうひとつの土曜日。

 

まるで、私のことを歌っているのではないかと思いました。

浜田省吾氏も痔瘻経験者なのだろうかと思わざるを得ないくらいに、もうひとつの土曜日の歌詞は突き刺さった。(勿論、その一行だけであって、決して痔瘻の苦しみを歌った歌ではない。)

 

その激痛の日にようやく、これは病院に行った方が良いのではないかと思いましたが、しかし、全く動けない。
電話を手にするのも一苦労。
結局、その苦しみの方が上回ってしまい、明日にしよう、今日は安静にしようと決めました。

誘惑の日曜日

そして、次の日、起きてみると、何故か痛みが和らいでいました。
元々、その日に予定があったこともあり、調子に乗って出かけました。
何故、その日痛みが和らいでしまったのか、あの日のお尻に問い詰めてやりたい。

後悔の月曜日

そして、次の日、痛い!
土曜日程の傷みではないにせよ、少なくとも昨日よりは痛くなっていた。
その日は幸いにも仕事が休みでした。
しかし、土曜日よりは良くなっているということを理由に、病院には行かず、その日は安静にしてました。

悪夢の火曜日

そして、病院直行することになった火曜日。
肛門周囲膿瘍切開手術編に続きます。

初めての痔瘻 ~肛門周囲膿瘍切開手術~

 

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